こんにちは。編集ノグチです。
本日 7/10 の 21:00 からは、コトー先生の YouTube チャンネルにて、プレミア公開。
EZZY × KOTO
編集だより「#1|コトー先生との出会い」でも記した
『Smells Like Fifty Spirit 〜 コトー、40代の遺言』から
「EZZY × KOTO」の動画を、本日21時よりプレミア公開いたします。
もちろん私は、仕事としてこの動画を編集・公開する立場にあるため、既に何度も見返しています。
(そのため「21時の視聴が待ち遠しい!」という感じはなく⋯⋯)
ただ、見返しているうちに、一つ思い出した感覚がありました。
私は15歳から30歳過ぎ頃まで、バンド活動をしていました。
ライブハウスは、とても身近な場所でした。
目当てのバンドがなくても、ライブハウスのスケジュールを見て、仲間と「ちょっと観てみるか」と足を運ぶ。街のライブハウスは、そんな気軽な遊び場でもありました。
自分がステージに立つようになってからは、ライブは「特別」でありながらも「スタジオリハーサルの先に必ずある日常」でもありました。
そんな私が、2021年8月17日、渋谷のライブハウスの階段を降りて目にした風景。
開演を待つ観客。
静かに高まる空気。
コトー先生の登場。
そして、その場を包み込んでいく求心力。
映像を見返すたび、あの時の感覚が蘇ります。
「……なにこれ、すげぇ」
私は、ガラガラのライブハウスを何度も経験しました。
または、演奏が上手くても響かないライブ。
あるいは、そこそこ客が入っていても、一体感のないライブ。
観客としても、演者としても。
「人を集めること」の難しさや「観客の心を掴むこと」の難しさを何度も味わいました。
ライブハウスは気軽に行ける場所でした。
でも、その空間を “特別な場所” に変えるには、言葉では説明できない何かが必要でした。
それを “整体師を名乗る一人の人物” が、まるで当たり前のようにやっていた。
日常を、非日常へ変えてしまう魔法。
私には、ロックバンドよりもロックに見えました。
フジロックやサマーソニックで、本当に良いライブを体験した時だけに訪れていた、あの感覚。
歌もない。
ギターもない。
DJ も BGM もない。
それでも、初めて見た整体師が、あの感覚を生み出していました。
バンドマンだった頃の私が、ほんの少しだけ嫉妬したのかもしれません。
けれど、その感情さえ、コトー先生がマイクを握って話し始めると、いつの間にか消えていました。
そんな、2021年8月17日を思い出します。