#11|インタビュー記事をアニメ化

この記事の目次
  1. コアにあるもの
  2. コンテンツと AI の親和性
  3. 手段は変わっても

こんにちは。編集ノグチです。
これまで掲載してきたインタビュー記事を、60秒ほどのアニメーションにする試みに取り組んでいます。

https://www.youtube.com/playlist?list=PLdjRXhw0hFBg

公開したものから順に、各インタビュー記事の最後や、各サロンのページにも設置していきます。

制作には、もちろん AI を活用しています。今や動画は誰でも簡単に作れるようになり、ここ最近は AI で生成されたものが溢れています。かかるコストは今も下がり続けているので、これからますます増えていくでしょう。

今回の動画も、台本の下書きから絵、ナレーションの声、音楽まで、多くを AI に手伝ってもらっています。前々回の編集だよりでは “人が作った手触りのするもの” の良さについて書いたばかりなので、自分の中でも矛盾がないとは言えません(笑)

コアにあるもの

手軽に作れるからこそ『コアにあるものが大切になる』と、今回作ってみて実感しました。ここでいうコアとは “その先生の在り方” で、それは唯一無二のものです。もし AI がそれらしい台本を書き上げたとしても、そこに実体はありません。

AI は器用なので、中身がなくても形だけは整えてしまいます。これは AI の否定ではなく、器用であるが故の落とし穴だと思っています。

今回も、ゆりがおか整体院の外観を AI に描いてもらったとき、最初に上がってきたのは、それらしいけれど、どこにもない建物でした。実際の写真を渡して、描き直してもらっています。

コンテンツと AI の親和性

ゼロから作り上げたコンテンツが手元にあり、その量が多いほど、AI との相性は良くなる。個人的には、そう実感しています。直近の例でいえば、コトー先生のサブスク『Solecka Members Only』のリニューアルがそうでした。すべてのセミナー録画の音声を文字に起こして AI で取りまとめ、字幕や説明テキスト、テストやバッジの機能まで実装できました。どれも AI なしでは実現できなかったものです。

ソレチカでいえば、その “ゼロから作り上げたコンテンツ” の一つがインタビュー記事です。先生の魅力のすべてが60秒の動画に込められているわけでは決してありませんが「ちょっと気になる」という最初の引っ掛かりには役立つのではないかと考えています。

手段は変わっても

時が経てば(というほど時間は要さないと思いますが)、更に高品質なアニメーションが、より少ない手間で作れるようになるはずです。記事を AI に読ませれば、あっという間に動画が仕上がる。それこそ「自分史をアニメにする」といったサービスも、そのうち出てくるでしょう。

そういった意味では、アニメーションであることの目新しさも、今だけかもしれません。

それでも、コアにあるものが変わらなければ、伝える手段が何であれ、届くものは届くはずです。逆にいえば、手段がどれだけ新しくなっても、コアが空っぽでは届かないのだと思います。

今回、動画を作る工程そのものは驚くほど効率的でした。一方で、その元になっているインタビュー記事は、先生方に Zoom でじっくりお話を伺い、そこから言葉を選びながらまとめたものです。こちらは今も昔も、まったく効率的ではありません。

前回の編集だよりで “非効率からしか生まれない何か” と書きましたが、今回のアニメーションは、まさにその非効率の上に成り立っているのだと思います。

最後に、第1弾の動画を置いておきます。ゆりがおか整体院の河田一晃先生の回です。

60秒の動画で「ちょっと気になる」と思っていただけたら、ぜひインタビュー記事も読んでみてください。そして、もっと気になったら、先生に会いに行ってみてください。

実際にお会いした時の “その人が持つ空気感” は、どんな動画にも敵わないものですから。