上手い施術家ほど、施術の時に上手にクライアントの身体に入っていきます。
自分も若い頃は「なんとか治したい!」という気持ちが強かった。
技術を見せたい!
結果を出したい!
驚かせたい!
今考えると恥ずかしいけれど(笑)
ビックリマークがつくほど思っておりました。
それも大事なんですけどね。
でも長く臨床をしていると、少しずつわかってくることがあります。
クライアントの身体は、こちらがコントロールしようとしている “無言の圧” を感じ取っています。
それは焦りや力み、変えてやろう!とするその気持ちの圧です。
そういうものを身体は敏感に感じています。
そうすると結果は……そう、出ません。
だから本当に身体が変わる時というのは、施術家が頑張った時ではありません。
相手の身体が安心した時だと考えています。

上手いと言われる施術家ほど
- 無理に技術を押し込まない
- 結果を急がない
- こんなはずじゃないと騒がない
- 必要以上に語らない
- 変化を静かに待てる
のではないでしょうか。
これができると身体の方から、少しずつ変わり始めます。
施術とは、技術を “入れる” ことではなく、身体が変われる環境をつくることなんです。
だから SNS や YouTube で技術をひけらかす施術家はすぐに消えていきます。
クライアントの身体に変化を起こすために、教え子達には SNS などでアピールするための施術という概念は、頭から追い出すよう教えています。